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2007年03月05日

●快速狩勝~茂尻駅

 JR根室本線・茂尻駅です。駅の読み方は「もしり」なのですが、この地区の名称は「もり」と濁っています。アイヌ語的には「もしり」なんでしょうけど。

 駅名と地名の読み方が違う現象は、茂尻以外にも結構あります。道北の中核都市・旭川も駅名は「あさひがわ」でしたし、札沼線の終点・新十津川は「しんとつがわ」でした。いずれも駅の読み方は変更されましたが・・・。

 昭和40年代まで、札幌から帯広・釧路方面へ向かう列車は、全て滝川から根室本線を経由していました。夜行列車も運行されていて、赤平、芦別などの産炭地も賑わいを見せていたそうです。ちなみに、そのときに第一線の急行列車として走っていたのが、「日本三大車窓」とも言われた峠の名称を冠した「急行・狩勝(かりかち)」号。

 帯広・釧路方面への輸送を石勝線に譲った後は大幅減便になりましたが、かつての名残を見せているのが、画像に写っている「快速・狩勝」号です。今は1両編成で、1日2本しか走っていません。

茂尻駅

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