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2007年08月20日

●多摩モノレール

 モノレールって見るだけでもワクワクしますね。騒音も少なく、フォルムも未来的。なにより中央分離帯の狭いスペースに柱を立てて走っているというのがアクロバティックでドキドキしてきます。

 特に、多摩センター駅は小田急・京王の線路を跨ぐので、その立体交差も非常にスリリングです。『鉄道ファン』(2006年10月号)の特集「立体交差66クロス」によれば、鉄道とモノレールが立体交差する多摩モノレールの駅は、「玉川上水、立川、高幡不動」とされていましたが、この多摩センター駅も交差してから終点の駅に入るので、路線図上では単なる接続であっても、実際の配線では正真正銘の立体交差部分となっています。

 ちなみに、いま住んでいる近くでも向ヶ丘遊園モノレールが運行されていたのですが、様々な事情から廃止、遊園地も閉園してしまいました。「この場所にモノレールが走っていたとは・・」と、その姿を想像しては、このあたりにも近未来の夢と香りを漂わせていた時期があったのだと、思いを巡らせています。

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2007年03月18日

●PASMO

 PASMOのサービスが始まりました。これで、私鉄でもバスでもICカードが使えることになります。Suicaとも相互利用が可能なので、首都圏全体が1枚のカードで乗り回せますね。

 今日は記念PASMOが発売ということなので、いちばん近所で記念PASMOを販売している成城学園前駅まで行ってきました。「どうせマニアしか買わないんだろう」と思い、高をくくって発売時間の朝9時に到着したのですが、改札前の広場が大行列。ざっと500人はいる模様。

 1000枚発売ということで何とかなるかなと思っていたのですが、「1人3枚まで購入可能」だそうで、俺の目の前で売り切れてしまいました。寒い中1時間も並んだのに・・・風邪ひいてるのに・・・。

 郊外の駅だと地元の人が気軽に並んじゃうから、こういうのは都内まで出て買ったほうがいいかもね。新宿行けばよかった。

 とりあえず、当分は愛用しているモノレールSuica(オレンジ色)を使っていきたいと思います。

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2007年03月05日

●快速狩勝~茂尻駅

 JR根室本線・茂尻駅です。駅の読み方は「もしり」なのですが、この地区の名称は「もり」と濁っています。アイヌ語的には「もしり」なんでしょうけど。

 駅名と地名の読み方が違う現象は、茂尻以外にも結構あります。道北の中核都市・旭川も駅名は「あさひがわ」でしたし、札沼線の終点・新十津川は「しんとつがわ」でした。いずれも駅の読み方は変更されましたが・・・。

 昭和40年代まで、札幌から帯広・釧路方面へ向かう列車は、全て滝川から根室本線を経由していました。夜行列車も運行されていて、赤平、芦別などの産炭地も賑わいを見せていたそうです。ちなみに、そのときに第一線の急行列車として走っていたのが、「日本三大車窓」とも言われた峠の名称を冠した「急行・狩勝(かりかち)」号。

 帯広・釧路方面への輸送を石勝線に譲った後は大幅減便になりましたが、かつての名残を見せているのが、画像に写っている「快速・狩勝」号です。今は1両編成で、1日2本しか走っていません。

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2007年03月01日

●雪の中ポツンと・・・

 JR南下徳富(みなみしもとっぷ)駅。札沼線は札幌と新十津川を結んでいる路線です。起点の札幌近郊は1時間に3~4本の列車が運行されているのですが、末端部のこの付近は1日3本しか列車が来ません。

 この路線何度か使ったことがあるのですが、一度も自分以外の乗客に出会ったことがありません。まさに鉄道ファンのためだけに存在しているような感じ。併走している国道にバスが通っているので、そちらの利用者のほうが多いみたいです。バスにしても1日5本しか走っていないんですが・・・。

 高校のとき、浦臼から通っている友達が何人かいて、あまりのバスの本数の少なさに嘆いてたっけなー。16時のバスを逃すと、次は19時(最終便)。

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